mugiccoぱんのこと

群馬県の南西部、神流町にあるパンのお店です

群馬県の神流町平原(へばら)地区にある築100年以上の養蚕家屋を改修し、一人で製造から販売まで行なう小さなパンのお店です。

奥多野地方とよばれる神流町・上野村では平らな土地が少なく、お米を作ることができない分、昔から小麦、野菜、豆類、雑穀など多品種で豊かな作物が育てられてきました。

mugiccoぱんではこれら地元の農作物をパンに取り入れ、地粉と沢の水からおこした自家製酵母と天然酵母の素朴なパンを焼いています。また、「赤いも」や「あわばた大豆」など神流町で昔から育てられてきた作物をできる限り畑で自家栽培しています。

お店には腰かけてパンを召し上がって頂くスペースがあり、季節野菜のサンドイッチやドリンクもご用意しています。

古民家を改修した店内にあるテーブルや家具は、元々古民家にあったものや、ご近所さんから譲り受けたもの。懐かしく落ち着く空間です。

鳥の声や沢の音に耳をかたむけながら、ゆっくりと一休みしていただけるとうれしいです。

緑のふるさと協力隊の参加をきっかけに

2009年4月より1年間、緑のふるさと協力隊として神流町で活動しました

山が近くて、川が美しく、自然豊か
自然と共に工夫し考えて、山で楽しく暮らしている人たち
山あいの斜面の畑での全て手作業の畑仕事
お米はとれないけれど、野菜・小麦・豆類・雑穀など豊かな農作物
薪や炭を利用した火のある暮らし
おいしい郷土料理、料理上手なお母さんたち
1年間に体感したたくさんのことが、今の生活やパン作りにもつながっています。